【送料無料】特殊フッ素コーティングにより、のりが付きにくい、事務所に1丁あれば便利なハサミです。 丸章工業シルキーネバノンNEVANONのりテープがベタつかない事務はさみ18.5cm【メール便0円】【あす楽対応 東北~九州】【smtb-k】【w3】

「漢字を書く」と言っても、PCのワープロソフトを使っている時は漢字を書いてはいない。キーボードでたとえば”koushou”とローマ字入力して、画面に現れる「交渉」をはじめとする、「こうしょう」と同音のおびただしい候補リストから自分が使いたい漢字を選んでいるにすぎない。

鉛筆やペンで紙に漢字を書く時に、「さあ、あなたの欲しい漢字はどれ?」と誰も聞いてくれないし、選択肢も与えてくれない。自分の〈脳内辞書〉で候補を検索しなければならない。そして必要な漢字を実際に正確に手書きしなければならない。翻って、ワープロソフトを使う時は漢字は書いていない。認識したり選択したりしているだけである。

「林檎」と書けなくてもいいのだ。“ringo”とキーを打ち込めば、「りんご」や「リンゴ」に混じって林檎が出てくる。漢字はそれだけなので、その文字をクリックすれば文中でそのまま使える。「きかい」の同音仲間には機械、機会、奇怪、貴会などが出てくるが、知っていて認識さえすればどれも正確に書けなくてもよいのである。


ぼくの企画研修の中に「コンセプトの創造」という一章がある。講義の冒頭で「たか・・わし・・が書けますか?」と尋ねる。受講生のほとんどは20代~40代半ば。両方書ける人は1割にも満たない。鷹と鷲を書けなくても特に困ることはない。タカ、ワシと書けば済む。ちなみに、コンセプトは人が創るものという説明のために、「鷹も鷲もタカ目タカ科であり、生態的差異と言うよりもコンセプトの差異によって区別されている」という話をする。

鷹と鷲が書けない大人は大勢いるが、“taka”と入力すれば「高」と「鷹」しか出てこないから、鷹を選べる。”wasi”と打てば「和紙」と「鷲」くらいしか出てこないから、これも選ぶのは簡単である。認識はできるが、運用できるかどうかはわからない。しかし、運用ができれば――つまり、書ければ――読むことはできるはずだ。

ほとんどの文書作成がワープロでおこなわれる現在、漢字が読めたり書けたりするのは「検定的意義」か「雑学的価値」しか持たない。まあ、難読字を知っていれば周囲に少しは自慢もできるだろう。言語学では以前から「認識語彙:運用語彙=31」と言われてきたが、差はもっと広がっていそうだ。これから「手書き」はどうなっていくのだろうか?

雑読という〈小窓〉

仕事上でもプライベートでも人と会う機会が減った。会わないので喋ることもない。会って話すからこそ世間とのつながりが意識できる。人に会いもせず話もしなければ自分の社会的存在が希薄になる。テレビはその希薄さを補ってくれそうもない。そこで本を読む。気まぐれの読書時間に〈他〉とのつながりがかろうじて生まれる。雑読ざつどくが社会を垣間見る小窓になっているような気がする。

📚

同じような内容の本をなぞり読みしてもしかたがない。そんな読書を続けているとマンネリに陥り、むしろ閉塞感が募る。一人だと何をするにしても新しい発想は生まれにくい。発想そのものは変えづらいから、対象を変えてみるのが手っ取り早い。気分と発想の転換には雑学が有用で、雑学の基本はやはり雑読だろうと思う。

📚

卑しく雑学を身につけようなどと思わないが、雑読の成果はほとんどの場合「ことば」の形を取る。そうか、いろいろ本を読んでいろいろ知るということは言語感性に役立つのか……と思うことがある。浪花節に、客受けをねらってわざわざ笑いを取る、「けれん」ということばがある。「けれんみがない」という表現は知っている。もっと言えば、その用法しか知らない。先日読んだ本には「あの人の芸は基本がけれんだ」というくだりがあった。そうか、けれんはのままで使えるのだとえらく感心した。

📚

勉強は永続する価値だと信じて疑わない経営者仲間がいる。そんな終わりなき学びに緊張感を抱き続けることはぼくにはできない。学びには常に一区切りをつけるべきであり、その区切りのつけ方に個性が出ると思う。経営者が経営に打ち込む以上に経営の方法を熱心に学んでいるのは、画家が絵筆を使って絵を描かずに絵の描き方ばかり学んでいるのと同じく滑稽な姿ではないか。

📚

生きねばならないし、支えなければならない人たちもいる。そんな理由から、つい経済中心の仕事と生活に比重が傾いてきたが、経済感覚が人生で支配的にならないように仕事の本は極力読まないようにしてきた。今も仕事と直接関わりのない雑読を心掛けている。問題解決を容易にしてくれそうな、ハウツーとして役に立ちそうな読書を、もう一人の自分が「情けない、見苦しい、美しくない」と批判している。そもそも読書は、効能を急がずに、遠回りを覚悟する行為なのである。

書名の印象

先週末に古本屋に寄った。例によって店頭の50円~100円の格安コーナーをまず品定めする。そこで目についた2冊が向田邦子阿川弘之の本。作家に特に関心があったわけはなく、この2冊が数冊を挟んで置かれており、妙に目立ったのである。「男女」と「大小」という二項を含む本が呼応し合うように誰かが意図的に配したようにも見えた。

『書物としての都市 都市としての書物』
『木のいのち 木のこころ』
『生き方。死に方。』
『教えるヒント 学ぶヒント』
『話を聞かない男、地図が読めない女』
『泣ける話、笑える話』……

上記はこれまでに読んで書棚に置いてある本である。それぞれの書名は二項が対立したりもたれ合ったりする関係として記述されている。この種のタイトルの本は多いか少ないか? どこにでもありそうだが、実はきわめて少ない。オフィスにはざっと7千冊以上の蔵書があるが、10冊にも満たないような気がする。


向田の本は小説・エッセイ集。『男どき 女どき』は世阿弥の『風姿花伝』の「時の間にも、男時、女時とてあるべし」に遡る表現で、「おどき めどき」と読む。男時とは好運に恵まれている時で運がよくつく状況。対して女時は何をしてもうまくいかない時で運が悪い状況。まあ、こういう言い方をした時代があったというに過ぎないから、けしからんなどと怒らず、放念いただきたい。

『大ぼけ 小ぼけ』は体験的エッセイ集で、徳島の景勝地「大歩危おおぼけ小歩危こぼけ」とは特に関係はない。『男どき 女どき』も『大ぼけ 小ぼけ』も、たった二項だけを並べたタイトルなのに、取り上げているテーマの守備範囲がとてつもなく広そうな印象を抱く。ちょうど「西洋・東洋」という二項が全世界を言い表すのに似たような感じである。

ところで、最近の漫才師には共通項の芸名を冠にするのが多い。つまり、それぞれの名が見えないか、冠に従属する形を取る。最近5年のM1王者はマヂカルラブリー、ミルクボーイ、霜降り明星、とろサーモン、銀シャリだ。こういう名前を見聞きするだけでは漫才師かミュージシャンか居酒屋の店名か料理名かよくわからない。昔は二項並立の芸名が多かった。「(横山)やすし(西川)きよし」、「(夢路)いとし(喜味)こいし」、おぼんこぼんなど、すぐに漫才師だとわかった。

二項を「と」でつながないのがいい。書棚に『右脳と左脳』という本があるが、「と」で接続した瞬間、理がまさってしまう。仮に「右脳 左脳」ならば遊び心が優位になる。「右往 左往」とひとひねりもできる。二項並立型の書名には「ちょっとおもしろそう」と感じさせる雰囲気がある。だからと言って、必ずしも売れる本になるとは限らないが……。

「夏の終わりの……」

夏の終わりはこの時季ならではの旬のテーマ。夏の終わりについて――そして秋の兆しについて――何か書こうとするなら今しかない。「夏の終わりの」まで言いかけて一呼吸置いてから「ハーモニー」と続ければ、玉置浩二と井上陽水が響かせるあの歌だ。

あの歌、「夏の夜を飾るハーモニー」と「真夏の夢」の二カ所しか夏が出てこない。夏を春や秋に替えても違和感はなさそう。ただ、真夏はあっても(また、真冬もあるが)「真春」や「真秋」とは言わない。

一昨日の最高気温は22℃、昨日が30℃。ここ最近は夏の終わり感と秋の始まり感が往ったり来たりしている。夏のバトンの渡し方がまずいのか、秋のバトンの受け方がぎこちないのか。ところで、まもなく終わろうとしている今年の夏も平年並みの暑さだった。但し、ここ数年の平年並みは半世紀前とは比較にならないほどの激暑である。


今年も扇子に出番がなかった。暑かったのに使わなかったのはなぜか。焼け石に水、いや灼熱に弱風だからである。暑さをやわらげるには扇風機クラスのあおぎ方が必要。そんなに煽げば余計暑くなる。涼をとるには手っ取り早くクーラーかよく冷えた飲み物ということになる。しかし、よく冷房の効いた甘味処のかき氷の後、灼熱の外気の中に出て行かねばならない。極楽から地獄へ。

昭和の、たとえば30年代には、まだまだ涼にまつわる風物詩が生きていた。打ち水、団扇うちわ、風鈴、金魚すくい、蚊取り線香、浴衣などはそれなりに功を奏していたような気がする。今となっては、騒音に紛れる風鈴の音色もアスファルトの上の打ち水も情趣不足である。

「夏の終わり」と「秋の始まり」はついになる。『上田敏訳詩集』をめくっていたら、オイゲン・クロアサンの「秋」という作品を見つけた。

     秋

けふつくづくと眺むれば、
かなしみいろ口にあり
たれもつらくはあたらぬを、
なぜに心の悲しめる。

秋風わたる青木立あおこだち
葉なみふるひて地にしきぬ。
きみが心のわかき夢
秋の葉となり落ちにけむ。

ヴェルレーヌの「落葉」の訳詩もうら悲しいが、こちらの詩もかなり暗い。秋を紡ぐ詩は、どれもみな生きるのがつらそうで、ただただ哀愁を漂わせる。心身ともに元気にしてくれる秋の詩に出合った記憶がない。

小さな愉しみの繰り返し

一つの大きな愉しみを取るか、複数の小さな愉しみを取るか。食事や集いや旅行ごとに楽しみ方は変わる。仮に旅だとしよう。長い旅程をしっかり組んで数年に一度遠くへ旅行する愉しみがあり、他方、週末の街歩きや、思い立った日に日帰りか一泊で近郊へ出掛ける愉しみがある。

年に何度も一泊や二泊の旅をするくらいなら、数年に一度海外に出て滞在地を一、二カ所に絞って過ごしたいとずっと思っていた。願いが叶って、2004年から2011年の間には、数年に一度どころか、6度もヨーロッパに出掛けた。いずれも約半月の旅である。2011年の旅ではバルセロナのホテルに4連泊、パリに移動してアパートに11連泊した。目論んだ愉しみは「広く浅い観光」ではなく「狭く深い生活」だった。

しかし、この10年、計画した海外への旅はことごとく実現しなかった。旅行予定月に飛び石出張が23件入ると半月の旅程が組めなくなる。そんなケースが何度かあった。また、親族が病気を患ったため仕事以外で長期間留守にしづらくなった。昨年の春はチャンスだったのだが、新型コロナで渡航不可となった。この調子だと来年も難しいかもしれない。


来年を待ちわびても、たとえば腰痛が出ると海外の旅はきつい。残された人生もどんどん短くなっていく。計画や準備という種まきをしても予定通りに刈り取れる保証がない。と言うわけで、今は考え方がだいぶ変わった。ずいぶん先のたった一つの大きな愉しみよりも、〈今・ここ〉の小さな愉しみのカードをいつも手元に置いて小まめに切り出すようになった。

「愉しみ」というのは充足感を味わえることで、そういう機会や対象や場所を自ら進んで求めることだ。それならいくらでもある。近すぎて気づかないだけの話である。当面の愉しみは刹那的かもしれないし、心底求める愉しみの姑息な代案と言えなくもないが、いくつかの小さな愉しみを繰り返しているうちに、近場の街歩きでいろんなものが見えてきた。オフィス街の工事現場沿いの通りもまんざら捨てたものではない。

知らない美術館や古い建造物はいくらでもある。食事処や文具店、雑貨店などは際限がない。同じ場所へ行くにしても、通りや道の組み合わせは何十とある。小さな愉しみは自らが能動的にならなければ味わえないのだと強がってみせる。しかし、年初にパスポートをさらに10年更新したことだし、大きな愉しみのチャンスが巡ってくるのを一応心待ちにはしている。

信用と不信は隣り合わせ

以前、欧州の国営鉄道の改札と切符のことを書いたことがある(思い出切符)。ぼくたちが慣れ親しんだ「改札」の概念がないという話だ。いつでも誰でも――列車に乗る人も乗らない人も――駅のホームまで入れる。切符がなくても入れるし、その気になれば乗車もできる。列車に乗る人はホームにあるタイムレコーダーのような装置に切符を入れる。何月何日何時何分と刻印されて出てくる。あとは行き先まで乗車し、その切符を持ったまま駅を後にする。到着駅に改札らしきものがあっても、駅員は切符を回収しない(と言うか、切符売場以外の場所で駅員を見かけることがない)。切符はごく稀に車内で抜き打ち検閲されるだけだ。列車に乗る人はみな切符を所持していると見なす。これを「信用改札方式」と呼ぶ。当然、信用を裏切る者には高額の罰金が科せられる。


病気になった知人の病名が初耳ということがよくある。最近の病名は驚くほど細かく分類されている。医学の進歩のせいか、かつてなかった病名が次から次へと「発明」されるのだ。患者の多くは病気に罹っていると自覚する前に、病名を告げられる。「あなたの病名は何々です」というかかりつけの医者を一応信用はするが、心のどこかで「本当にそうだろうか?」と納得がいかない。まあ、いくばくかの不信の念も抱く。


エアコンをつけるたびに異様な音が出る。突然止むこともあるが、しばらくするとまた音がする。修理に来てもらった。エアコンをつけると、その時にかぎって音が出ない。朝につけたら音がしていたのに。エアコンをつけるところから目撃してほしいので、直前に消しておいた。そして、修理の人の見守る中、再度オンにすると静かに運転するばかり。これでは異様な音がするという証拠が示せない。「もうちょっと様子を見ましょう」と言われた。気まぐれエアコンが信用され、ぼくの証言は信用されなかったのである。


「あの人に会ったことがある」と「あの人に会ったことがない」の差が大きいことをぼくたちは知っている。縁やコネはこの差を反映する。会って握手をして一言二言交わすだけで、会っていないよりも信が強くなるような気がする。確かにそうだが、会って握手をして話したために不信が募り、会わなければよかったと思うこともある。


自分のしていることが論理哲学論考的に無意味だと断定されても、人生哲学雑感的に意味があると思えば、ひとまず自分を信用しておきたいと思う。たとえ異論を唱える相手がウィトゲンシュタインだとしても。

なめらかなうらごし素材 《キユーピー》 やさしい献立 なめらかおかず大豆の煮もの 75g 区分4 (介護食)

「コンセプト」という用語を使わずに企画手法を講義するのは難しい。広告業界で普通に使っているこのことばを、はたして初めて企画を志す人たちにきちんと説明できるだろうか……ある時ふとそう思い、私塾の講座の前にいろいろ調べたことがある。

ラテン語起源のconceptコンセプトには「つかむ」という意味がある。哲学用語としてよく使われるBegriffベグリッフはドイツ語で、これも「つかむ」である。明治時代にこうした外国語に触れた時、対応するやまとことば・・・・・・が見当たらず、「概念」という和製漢語をこしらえた。でたらめに漢字を選んだわけではない。「概」にもつかむという意味があったのである。

概は「ガイ」と音読みし「おおむね」と訓読みする。稀に別の読み方がある。「とかき」がそれ。升に盛った穀類や豆類を平らにならす時に使っていた棒、あれが「斗搔とかき」だ。適当に米や小豆を升に盛り、盛り上がった分を斗搔きですり切り、升の中の内容量を「いつものようにほぼ・・同じ」にする。

概はおおむねなのだから、厳密に正確ではないし多少の例外も生じる。しかし、全体がある程度正しければ良しとする。手でジェスチャーするのは難しいが、「こんな感じのコンセプト」と言う時に、ややことば足らずながら、何とか苦心して一言にしたり一行にしたりする。概念は「対象をおおよその認識でつかむこと、そしてその想いをことばにすること」という感じなのだ。

コンセプトを概念と訳してしまうと哲学や思考の難しい方面の響きになるが、感覚を言語に置き換えるプロセスでの「だいたいこんな感じ」という、仮のつぶやきだと思えばいい。概念は抽象的と誤解されるが、決してわかりづらいものではない。個々の特殊性にこだわらず、全体を見た時にどんな共通性があるかをざくっとつかむことなのである。

スーツが売れない

スーツが売れないのは男性どもがスーツを買わなくなったからである。スーツを買わなくなったのは、スーツを着る出番が以前に比べて激減したからだ。「夏物スーツ在庫一掃セール」とか「秋物ジャケット1万円より」とか「スーツ2着まとめ買いで40%オフ」とかのメルマガのキャッチコピーも店に足を運ぶ動機付けにならない。

これまでに56着買ったことのあるアウトレットのスーツ専門店、2年前に買ったのが最後になる。ランチ処が多く入るビルの一角にあるので、たまに冷やかすが、店長は普通の表情がすでに泣き顔である。何とか売上に貢献してあげたいが、要らないものは要らない。

およそ30にわたって、毎年スーツを34着オーダーしていたほどのヘビーユーザーだった。ここ数年、出張機会が激減し、スーツを着るほうがいいと判断する場面も数えるほどしかなくなった。加えて、異常な高温多湿でクールビズはすっかり浸透し、79月だった適用期間は半年以上に及ぶ。スーツを着なくなった。ぼくだけでなく、みんなが着なくなった。


一年を通じてスーツは苦戦している。とりわけ夏場の紳士服の不調は今に始まったわけではない。新型コロナ感染が収まらないから人流を減らせと言われれば無視するわけにはいかず、在宅テレワーク族が増えた。在宅、クールビズ、ハレの場に出掛けない……高級スーツが大幅値下げになっても着ることがなければ手を出さない。

スーツは“suit”から派生して、元は「合う」という意味なのに、夏に合わない、今の時代に合わない、フォーマル色が弱くなったTPOに合わない。

見ないのにテレビを買うことはない。テレビを買えばたいてい毎日見ることになる。他方、使わないのについ買ってしまうものがある。百円で手に入るようになった雑貨がそうだし、着もしないのについ衝動買いしてしまう洋服がそうだ。着る気満々で買ったスーツなのに、所有する10数着のうち常時着るものはたいてい23着だ。

スーツを買ったもののあまり着ない……たしかにそんな時代があったが、もはや過去の話。いまスーツを買うにあたっては合理性が働く。着ないなら買わないというまっとうな判断だ。買わない、すなわち売れない、ゆえに紳士服の店は軒並み大苦戦なのだが、諸々の逆風もさることながら、男性どもがスーツを厳しく合理的に評価するようになったのである。

食卓に着く愉しみ

🍽 16世紀フランスの「食卓では歳を取らない」という諺がある。長くても2時間の晩餐中に加齢を実感することはないと思うが、生命科学的もしくは生理化学的に厳密に見れば、たとえわずか2時間の内でも歳は取っているはず。ともあれ、歳を取ろうが取るまいが、食卓に着くのは愉しい。

🍽 雨の合間の暑い日に、さてランチに何を食べるかと少々思案し、ガツンとくる肉料理が思い浮かんだ。辛い四川風牛肉煮込みか、黒酢の酢豚か、羊肉炒めか。そうか、中華料理を欲しているらしい。メニューの多い中華料理店に入る。席に着いて少々悩み、羊肉のクミン炒めと小ライスを注文する。

羊肉と言えば、昔はマトン、今はほぼラム。食卓の「ぜん」に羊が潜み、羊には「えん」が隠れている。お勘定、¥1,400ほど。

🍽 希少食材のご馳走を自分一人で食べる場面が時々ある。誰にもお裾分けせずに食べると天罰が下るかもと思わないわけではないが、そんな恐れなどは独り占めという愉楽を微塵も揺るがさない。

🍽 「冷や酒、一合」と注文したら、店員に「カウンターのお客さま、冷やの小」と言い換えられた。人物も小さく扱われたような気がした。二合が大、一合が小と呼ぶならわし。二杯目はハイボールにした。

お通し:かわ和え
生もの:レバーとムネ身とずりの刺身盛り合わせ
焼き物:ハツ、もも、つくね、さんかく、手羽先、合鴨、うずら
揚げ物:もも軟骨の唐揚げ

地鶏焼き鳥のメニュー。焼き鳥屋は昼に営業していない。今、ぼくは夜に出歩かない。ずいぶんごぶさたしているが、続けているのだろうか。再訪できることを祈るばかり。

🍽 夏向きのパスタ「トンナレッリのカーチョ・エ・ペペ」

二人前を作る。手打ちパスタ160グラム、ペコリーノチーズ50グラム、粗挽き黒胡椒30グラム。いつものようにたっぷりの湯にひとつまの塩を入れてパスタを茹でる。トンナレッリはローマ伝統の手打ちパスタ。太めでコシが強い。材料の妥協案:ペコリーノは値が張るので、パルミジャーノの粉チーズで代用可。トンナレッリが手に入らなければ太めの乾麺で。

いろんな作り方があるが、一例は次の通り。

茹で上がったパスタを皿に盛り、熱々の茹で汁を大匙2杯まわしかける。チーズを振り、ダマができないように軽くすばやく和え、胡椒をたっぷり振りかける。完成。彩りが欲しくても、ハーブを添えたり厚切りベーコンを足したりしないこと。カーチョ・エ・ペペ、すなわち「チーズと胡椒(だけ)のパスタ」は素朴を食すもの。

日常の魅力

『日常の魅力』と題した直後に、「日常」を含むタイトルのブログをこれまでに何度か書いたのを思い出した。調べてみた。

『日常、あらたなり』(201610月)、『芸術家の日常』(20171月)、『日常の周辺』(20173月)、『日常について』(20182月)

日常ということばも現実も気に入っていて、読み返してみると、いずれの文章も日常礼賛の趣が強い。数年経った今も、大げさに言えば、二度と同じ日常はないと覚悟して愛おしんでいる。もしどこかでプロフィールを書くことになって、そこに趣味の欄があれば、読書や音楽鑑賞や散歩ではなく、迷わず「日常」と記してみようと思う。

ところで、先日、日常の本質を「日常論」として書いた本があれば読んでみようと思い、書店で検索したり背表紙を眺めたりしてみた。見当たらない。少なくともぼくには見つけられなかった。と言うわけで、論としての日常を自前で少し考えてみる。


日常は「普通」と関わる。日常的なこと・・もの・・は、普通によくあること・・やよく手にしたり見たりするもの・・である。また、日常は「行為」ともかかわる。習慣的に毎日繰り返され、勝手をよく知っているおこないである。

「非日常」に比べると派手さを欠くので、日常を哲学の対象にするとねた切れを起こしそうだし、深掘りも広がりも望みづらい。では、哲学用語集に日常という術語は収録されているか。手元にある数冊の用語集にあたってみたが、日常が見出しとして立てられている本は一冊もなかった。

日常の本質を概念的に捉えるのは容易でない。日常について考察していくと、日常生活を解体して要素に分けることにならざるをえない。たとえば日常的で普通の一日を朝、昼、夜に分け、食べる、働く、遊ぶなどの行動に分類するのが精一杯だ。そして、日常的に感じることを私小説風にとことん描写するにしても、日常の本質――日常とは何か?――に迫れそうな確信は持てない。

日常が少しでもあぶり出されたり浮き彫りにされるのは、非日常と対比される時に限られる。日常という「ケ」には非日常という「ハレ」が必要なのだ。こんなことはすでにわかっている。いろいろと思い巡らしたものの、またいつもと同じところにやって来たようだ。そうか、この道はいつか来た道と思うこの感覚がまさに日常的なのではないか。

散歩に出掛ける。カフェに入る。いつものようにコーヒーを注文し、本を読んだりノートを書いたりする。毎週繰り返されるぼくの日常の典型である。しかし、これが旅先のホテルを出てからの一連の行動になるとワクワクして非日常になる。ワクワクとは心が浮くことで、「いつもの」という感じがしない状態だ。この対極にある安心感、それが日常の魅力のようである。

光を熱に!ヒートナビ採用でとても暖か♪ DESCENTE (デサント) 山羊革スキーグローブ DGL-2001 ユニセックス 全2色【BOX・はこぽす】【はこぽす対応商品】【コンビニ受取対応商品】【メール便不可・宅配便配送】シダーホワイト ブルックリンアルダー 有孔ボード ※裏面はザラザラしたベニヤのままです 使用例の黒の有孔ボードは実際の販売商品より横幅がやや短めです 日時指定は出来かねます 1枚 木の棒でスタンドを作り 生地 2個付き 210×297mm厚さ4mm 木の支え棒 ※こちらの商品はゆうパケットで発送致します 1050円 黒のマジックで塗っています ※穴の位置 梱包入数 キモノ仙臺屋の和装小物特集 定形外代引きにて発送致します 表面仕上げ レガートチーク 黒の有孔ボードの支え棒は 塗るのも楽しいデスよ☆※写真の3枚目以降は使用例です 正絹の絽色半襟 代引き手数料の他に別途追加送料 やさしい色 スタンド 絹素材 穴あきボード パンチングボード5-25 支え棒2本付卓上セット 絽 木目柄 UKB-210297-MOKUME ※ポスト投函の為 ※手渡しではなく :有孔ボードA4 プランクアルダー 穴の中心から次の穴の中心までが25mm図※↑有孔ボード専用止め具のご注文より※↑有孔ボード専用フックのご注文より※フックは有孔ボードに合わせてピッチをお選びください ポスト投函となります 木目柄シート 基 ※ゆうパケットは代引き出来かねます 色指定有り 300円 がかかります※こちらのA4サイズの有孔ボードは当店のオリジナル商品です 代引きの場合は 床材本舗オリジナル木目柄A4ジャストサイズ有孔ボード支え棒2本付卓上セット ※A4ジャストサイズです 材 地紋お任せ ジョージオネスト 単衣 マジックで塗ったらお好みの色にもできます 床材本舗オリジナル キーホルダー掛けや鍵掛けなどにちょうどいいサイズです ゆうパケットで送料無料 無塗装 寸法には若干ズレがある場合もございます はスタッフ手作りです SIZE:幅210×長さ297×厚み4mm 支え棒 :合板 うすものの衿に 鍵立てを作りました A4ジャストサイズ 5φ-25P↑穴の直径5mm油脂専用強力クリーナー ブレークアップS CXS(シーバイエス) ブレークアップS 18L【業務用 キッチン洗剤】正絹の絽色半襟 線径1.8mm ハンドメイド 1.8×10mm 地紋お任せ 69円 10個Dの形をしたパーツ 絽 色指定有り キモノ仙臺屋の和装小物特集 シルバー色 10mm〇個数 〇素材 小物におすすめのサイズとなっています Dカン やさしい色 10個入り 単衣 です 生地 〇サイズ 絹素材 ベルト幅 内径 うすものの衿に 鉄〇カラー ニッケル レザークラフトにぜひお使い下さいませプリっと美味しいミカン缶。プルトップで缶切り不要です 【1位】朝日みかん缶 425g/固形量235g みかん缶 みかん缶詰 ミカン缶詰 みかん缶詰め 缶詰 缶ずめ かんづめ フルーツ みかん スイーツ ぜりー ゼリー デザート みかん寒天 牛乳寒天 みつ豆 朝日 おすすめ メーカー ランキングやさしい色 原産国 濡れても 819円 トラクロス 発売元 内容等予告なく変更する場合がございます 商品区分:一般医療機器 16plyの商品詳細 絽 衛生用品 規格概要 16ply 医療機器番号:13B2X10098000015 竹虎231-0017 6.3cm ソフトな感触で 絹素材 生地 パッケージ うすものの衿に 横浜関内ビル10F0120-701-403広告文責:グループ株式会社電話:050-5577-5042 不織布寸法:25cm 竹虎リニューアルに伴い 看護 単衣 オートクレーブ滅菌でも 色指定有り 製品サイズ:6.3 医療用品 製造元 神奈川県横浜市中区港町2-6-8 16plyの原材料 不織布ガーゼ 衛生医療 レーヨン100%不織布 正絹の絽色半襟 二枚重ね 輸入元又は販売元 ガーゼ類 100枚入 日本 変形 予めご了承ください キモノ仙臺屋の和装小物特集 12.5cm 通気性も良く剥がしやすいタイプです 地紋お任せ 変質しません 吸収性に優れ お店TOP パルプレーヨン製の医療用不織布【土日祝日も発送しています】ラメ入りでキラキラ描線! 【9/19 20:00よりP最大7倍!】三菱鉛筆 ポスカ 極細ラメ入り[合計1,350円(税込)からネコポスで送料無料]文房具 文具 ステーショナリー 筆記具 サインペン マーカー 水性 POSCA Uni ユニ※法規上 材質スチール レッド 001372ネオファクトリーオンラインにて在庫の確認後 車種年式型式 絹素材 地紋お任せ 必ずメーカーサイトにて適合をご確認ください テールライトで使用します カラー:ノーマルタイプ ガラス 絽 テールライトバルブ Neofactory テール関連パーツ 内容物バルブ×1個 生地 備考21 単衣 テールライトやバルブ交換の際 やさしい色 うすものの衿に 色指定有り フレームNo.その他汎用~2003前期12V純正テールライト※商品掲載時の適合情報です メーカー名:ネオファクトリー ワット数と取り付け形状は必ず確認しましょう 12V21 ナンバーライトスクリューキットをご利用ください 写真注意※画像はイメージです シルバー 納期未定で注文をキャンセルさせていただきます ネオファク 正絹の絽色半襟 5Wのノーマルバルブです ハーレー汎用 年式が新しい車両については サイズ12V21 カラー:レッド 264円 ※ナンバー灯としては機能しません 電装品 ノーマルタイプ ご注文願います ※ネオファクトリーに在庫がない場合 5W キモノ仙臺屋の和装小物特集 クリアレンズには使用できません 000444 メーカー在庫あり カラー:シルバー 商品名:テールライトバルブ ご注意※年式によってバルブの形状が異なります ネオファクトリー 無料雑誌付き 予め現在お使いのバルブ形状をご確認ください メーカー品番:炒め物・揚げ物・煮物はもちろん、お菓子作りにも適したオイルです。酸度は1.5%以下です。 オリーブ ポマスオイル 1000ml(916g) OLIVE POMACE OIL オリーブオイル 食用オリーブ油正絹の絽色半襟 キモノ仙臺屋の和装小物特集 MEINL やさしい色 ※商品状態をリアルタイムに反映できない場合がございます 8" 売り切れの際はご了承ください ※納期のご確認はご注文前に ショップへ相談 よりお問い合わせください HEADLINER HB100 Vintage 3 4" うすものの衿に 生地 Sunburst 地紋お任せ SERIES ※メーカー在庫依存商品はお取り寄せでも翌日出荷が可能です シリーズウッドボンゴ初~中級者向けのよりハイクォリティなボンゴです メーカー在庫品 単衣 ウッドボンゴ 絽 BONGOS 9702円 色指定有り ※Headliner メーカー在庫依存商品 平日受付時間内 絹素材 6 マイネル1ページ8名・氏名、電話、携帯電話、FAX、Eメール、住所が書き込めます!水気に強く破れにくい合成紙使用(レイメイ藤井) 【システム手帳リフィル Davinci】【メール便対象】ダ・ヴィンチ A5サイズ アドレス(1ページ8名)(DAR408)色指定有り 大量注文のご相談は問い合わせフォームからお願いします 宛名但書変更領収書発行可 絽 ペンダントに 商用 1068円 うすものの衿に 幅2.0mm キモノ仙臺屋の和装小物特集 やさしい色 50cm 生地 絹素材 地紋お任せ シルバー925 業務用 約5.2g まとめ買い 単衣 ネックレス シルバーボールチェーン シルバーチェーン 正絹の絽色半襟 大量買いチタンフック、樹脂フックへの変更無料! ***艶やかなもぎたて葡萄♪チェコグレープ×トパーズリーフ×フラワーの果実ピアスP/PP※1個売りです ヴィトレイル TITANIUM 軟骨ピアス ロブ 台座含む ELI うすものの衿に 当店人気のクルスターデザインで大人可愛く決まります あらかじめご了承下さい トラガス やさしい色 チタニウム チタンピアス 16g アレルギーフリー 絽 金属アレルギー対応 素材ASTM で 注意写真はできる限り現品を再現するよう心がけておりますが 生地 1330円 キモノ仙臺屋の和装小物特集 インナーコンク ロブやヘリックス 丈夫で軽く相当なアレルギーでない限りアレルギーの方でも安心してお使い頂けます ご了承ください 14Gパーツサイズ約縦6.8mm×横6.5mm キュービックジルコニアサイズゲージサイズ16G 内ネジ式 ※ラブレットのディスクサイズはメーカーの入荷時期によりばらつきがあります F-136 クルスター 色指定有り TI6AL4V ボディピアス チタン 正絹の絽色半襟 ラブレット部分は ヘリックス 台座 アウターコンクなど軟骨ピアスにもオススメです 単衣 インターナルラブレット アウターコンク 14g お客様のモニター環境により商品のイメージと異なる場合がございます 地紋お任せ 絹素材 ラブレットサイズ選べます特徴あまりない色合いヴィトレイルがとても綺麗です 14G 16G 医療用タイタニアムナンバーボルト キャップ ガーニッシュ 【18日はポイント10倍】ハセプロ マジカルカーボン ナンバーボルトガーニッシュ 2ピーススモールサイズの室内サークル 正絹の絽色半襟 ウッド1サークル 発売元 W715 MDF 上下運動ができるハンガーベッドや 地紋お任せ ゲート ポリエステル ボンビアルコンリニューアルに伴い ボンビアルコン大阪府堺市美原区木材通4-14-360120-12-4736広告文責:グループ株式会社電話:050-5306-1825 予めご了承ください パッケージ 7671円 ウッドワンサークル ペットのサークル ミニの商品詳細 絽 ケージ ミニの原材料 ルーム 扉をはずせば 天然木 PP樹脂 高さを生かしたプレイスペースとしても D530 注意事項 キャット H835mmトレーサイズ 輸入元又は販売元 ペットのケージ やさしい色 色指定有り ミニ サークルサイズ お店TOP 雑貨など 内容等予告なく変更する場合がございます サークル W685 生地 ペット用サークル 絹素材 スチールロッド ゆったりくつろげるハンモック付 H35mm うすものの衿に タワー D565 単衣 キモノ仙臺屋の和装小物特集 キャットケージ 製造元 ボンビアルコン 爽快ペットストア 1台